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『腰掛待合周りの構成と中門(揚簀戸)』講習会

4/21,22の土日、露地作庭の大御所でおられる金綱重治氏とご子息の潤一氏を講師にお招きしての講習会を開催いたしました。金綱氏には2019年にもつくばいと飛石の据付を指導して頂いておりまして※前回内容はこちら、その時にしつらえた飛び石を跨ぐ中門として揚簀戸の製作と、今後の講習で計画している腰掛待合の配石を指導して頂きました。全国から40人を超す庭師が集まり、今回も熱い二日間となりました。

よくある枝折戸よりは大掛かりとはいえ庭門を一基,そして腰掛待合前の配石という内容なので、正直なところ手を出せる数も限られております。有意義な時間とすべく金綱さん達も講習内容を熟慮して下さり、真竹を割り、剥ぐ(へぐ)事で竹ひごを作る事から金綱造園事務所秘伝の竹の枠作りそして竹ひごの編み付けまで、全員参加方式での講習会を行うことができました。竹細工と同時進行で腰掛待合の役石据付も監修して頂き、二日目の午後には無事に揚簀戸を吊り下げる事が出来、今回も文句無しの講習会となりました。

後日講習内容のダイジェスト動画を掲載しますので、しばらくお待ち下さい。

金綱重治さん・潤一さんおよび金綱造園事務所の皆様、忙しい時期にこのような充実した講習会を指揮して頂き誠にありがとうございました。

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